京都府 丹波ワイン(第2回訪問) 

丹波ワイン

所在地:京都府船井郡京丹波町
醸造責任者:内貴麻里さん
設立:1979年
取材者:宮本輝紀(2016年8月24日)

丹波ワインは1979年、照明器具メーカー社長であった黒井哲夫さんが、海外で気軽に愉しめるワインの旨さに驚き、私財をなげうって自ら日本、京都の食文化に合うワイン造りを目指しました。 ワイナリーは京都市の北西約50Km、京丹波町にあります。 ここは京都盆地の気候と日本海性気候のちょうど狭間にあり、野菜や果物栽培が盛んな地域です。 ワイナリーにはセンスの良いショップとレストランが併設されており、訪問の気分を高めてくれます。

仕立てはギュイヨ・シングル。畝間は作業車の取り回しがしやすいように約2.5m、幹間は約1mと密植させ、実の凝縮感を引き出しています。

丹波ワインでは、他のワイナリーに先駆けて最新機器を導入しています。 カリフォルニアの有名ワイナリーで使用されている除梗機や、窒素置換が可能な圧搾機などで品質の向上に役立てています。

酸化を抑制する為、香りの強い(アロマティック)品種、特にソーヴィニヨン・ブランの搾汁に効果的だそうです。

この日、ちょうどデラウェアの搬入がありました。

醸造責任者の内貴麻里さんは鹿児島大学農芸化学科で酵素化学を専攻しました。 しかし醸造に関しては専門外なので知識や技術のほとんどを入社後に現場で学び葡萄酒技術研究会認定のエノログを取得しました。 和の食材と料理に合うワイン造りをコンセプトに、女性ならではの繊細さと上品な酸味、果実味のバランスをぶどうから引き出し、五感に訴えるワイン作りを目指しています。

醸造においては、ぶどうの個性を引き出すため、ピノ・ノワール発酵専用タンクを設けたり、ピノ・ブランの樽発酵を行ったりと果敢なアプローチを行っています。

農園は4つの地域で隣接しており、広さは約6ha、今後近隣にも農園を拡大していく予定です。 仕立て方法は全てワイン用ぶどうの垣根仕立てで栽培してます。 これは、ぶどう果実に出来るだけ多くの日光を浴びさせ、風の通りを良くし、カビや病気からぶどうを守り、糖度を上げる為に採用しています。 農園では現在試験栽培を含めて約40種類の品種を栽培しています。 これだけの品種を育てているのは日本でも数少ないです。

レインカットと日光反射シートを使った栽培です。

丹波ワインでは、個性の強い品種をより濃く醸造するのではなく、和食(日本料理)にあうワイン造りとの考えのもと、料理とのバランスを考え、またワイン単体でのバランスも考え、酸味、果実味をぶどうから引き出すように造っています。 その思いは会社のロゴ”LIEBE GEHT DURCH DEN MAGEN”(愛は胃袋を通る)に表れており、「日常の食生活を含んだ楽しいコミュニケーションを」「 ヨーロッパ文化(ワインの歴史)を尊重し、日本文化を世界に発信する」というポリシーとなっています。

丹波ワイン(第1回訪問)記事はこちら

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