ワインショップが手がけた都市型ワイナリー

フジマル醸造所は、2013年設立の世界でも数少ない都市型ワイナリーです。大阪市内から車で30分ほどの柏原市に、約2haのぶどう畑を自社管理しています。耕作放棄された元ぶどう畑を利用し、大阪が一大生産地だった頃から植えられているデラウェアやマスカットベリーＡを中心に栽培を行っています。醸造から瓶詰めに至るまですべて社員の手で行われます。また、ワイナリーの2階にはワイン食堂が設けられ、自社ワインはもとより各地の日本ワインや世界中のワインが楽しめます。

「自分のワイナリーを持つ。」は、大学時代からの夢。

代表の藤丸智史さんは学生時代から飲食業に携わりワインに興味を持ち、大学卒業後海外を2年半放浪し、レストランやワイナリーで働きました。旅行中、ワインショップとして独立することを決心し、帰国後1ヶ月で現在のワインショップオープンさせました。「自分のワイナリーを持つ。」は、大学時代からの夢でした。

代表　藤丸智史さん

『ワインを日常にする』ために具体的な数値として消費量を2倍にしたいと思っています。そのためにワイナリーと人を繋いで思いを伝えていきたいと考えています。

畑とワインと人を繋げるために、街のど真ん中にワイナリーを作りました。

畑とワインと人を繋げるために、街のど真ん中にワイナリーを作りました。畑までは車で30分程度で到着できるので、飲食関係者や愛好家が気軽に訪問することが可能です。元倉庫を改造したワイナリーには、地下スペースもあり小さいながらも機能的です。日本のワイナリーのあり方を考え、大阪土着品種とも言える『デラウェア』や『マスカットベリーＡ』を大事に育てています。2015年8月には、東京で2つ目のワイナリー・清澄白河醸造所を始動させました。