増本酒造場

薄桜(うすざくら)・増本酒造場(滋賀県)

増本酒造場

所在地:滋賀県東近江市
代表者:増本庄治 さん
設立:明治初期(1868年)頃
取材者:宮本輝紀(2016年2月16日)

「薄桜」の銘柄で知られる増本酒造場は、滋賀県・琵琶湖東部に位置する”能登川”(現・東近江市)にある酒蔵です。 能登川は、近江商人発祥の地として知られ、近代では紡績が盛んだった土地です。 増本酒造場は、そのような人々に長らく愛され続けてきた酒蔵で、琵琶湖からほど近い湖東平野に佇むその建物からもその雰囲気が伝わってきます。

増本酒造場は、明治初期(1868年)頃に初代藤兵衛が創業。酒銘「薄桜(うすざくら)」は、創業当時、近くの神社の境内に咲く桜の美しさに感動した藤兵衛が、淡い桜色のように美しいお酒をと願い命名されました。

蔵のある能登川は湖東平野のおいしい米と鈴鹿山系の伏流水の水質の良さで知られています。その良質な米と水を使用し、現5代目当主・増本庄治蔵元杜氏は、祈りを込めて酒造りに打ち込んでいます。

酒造りで特に重要な作業を行う、神聖な雰囲気の漂う”麹室”と”酒母室”も特別に見せて頂きました。中は清潔でピカピカに磨き上げられ、目に見えない酵母の命を感覚で感じられる気がします

丁寧に醸されたお酒は、涼しく暗くて静かな酒醸庫で飲みごろになるまで熟成させた後、出荷されます。 入口に書いてある文字は、増本蔵元が子供の頃から書いてあったそうです。

酒造りでは、実際の造りもさることながら、他の雑菌が入らないよう清潔な状況を保つため、清掃と洗い物が欠かせません。特に酒を絞る酒袋は、酒に他の臭いが付かないよう、細心の注意を払って清潔にしています。 専用の大型洗濯機を導入し、シーズン中はフル活動します。 その仕事を行うのは蔵人や女性陣の方々で、黙々と作業を行う姿に胸打たれます。 蔵元杜氏の増本庄治さんは1969年生まれ。 一つ一つの事柄にもきちんと対応する嘘偽りない実直な酒造りをされており、滋賀県内の蔵元に自分の酒以外でどこの蔵が好きかと質問すると、多くの人が増本酒造場を挙げるほど、その造りと人柄は評価されています。私の好きな増本さんの人柄を表す逸話です。現在は増本さんが蔵元杜氏をされていますが、数年前まで名能登杜氏・坂頭宝一さんが40年酒造りを行っていました。増本さんは、この坂頭杜氏について酒造りを通じて、色んなことを学ばれました。坂頭さんは毎年、冬の酒造りの時期になると、石川県珠洲市から増本酒造場へ電車で来られます。その時期になると、増本さんは最寄駅の能登川駅に出迎えます。いつ来るかの事前連絡はなくても、なんとなく来られる雰囲気が分かるそうです。そこまで以心伝心できる師弟関係を培われた事は心底素晴らしいと感動しました。 そんな方が醸したお酒、末永いお付き合いができる銘酒です。

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