北海道 TAKIZAWA(滝沢)ワイナリー 
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TAKIZAWA(滝沢)ワイナリー
所在地:北海道三笠市
代表取締役社長:滝沢信夫さん
設立:2014年
取材者:宮本輝紀(2015年11月29日) |
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TAKIZAWAワイナリーは、北海道中心部西部、空知地区の三笠市に、2014年新設されたワイナリーです。
この地区は地層が複雑に入り組んでおり、昼夜の寒暖差が大きく、現在最もぶどう栽培で注目されている場所です。
オーナーの滝沢信夫代表は、2004年三笠市達布地区の南斜面約1haを2年間かけて開墾し、2006年ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン700本の苗木を植樹し、2008年秋より収穫を開始しました。
毎年、少しずつ畑を広げ、現在、約3.0haの畑に約8000本の木が育っています。
自社畑のワインは全体の約1/4で、残りのワインはぶどう銘醸地として名高い北海道・余市から購入しています。 |
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オーナーの滝沢さんは多様な生物と共生する、自然に配慮したぶどう造りを目指し、醸造も自然酵母のみで自然の力を生かしたワイン作りを目指しています。
自然酵母のみのワイン造りは、雑菌汚染が最大の敵なので、醸造スペースにはスタッフ以外は立ち入り禁止で、ワイナリー内の衛生管理を徹底しています |
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滝沢信夫代表は1945年(昭和20年)北海道生まれ。
札幌で大きなコーヒー専門店を30年間経営していましたが、自然や農的な生活への憧れから56歳で会社を譲渡、2年間研修生として山崎ワイナリーでブドウ栽培を学び新規就農しました。
自分に厳しいながらも他人に優しい人柄で多くの人々を惹きつけています。
滝沢さんは、造り手と飲み手の距離を近くして、自然にワインを飲む文化を定着させたいと考えています。 |