濃く深い色合い、高密度の果実味とタンニン、いきいきとして存在感のある酸。
全てが高いレベルで備わり、巨大な酒躯を形づくります。
異例の凝縮度とゆるぎない品格。この地で、この品種だけが到達できる世界があります。
歴史的名醸地たるカンパーニャの真の実力をみせつける、偉大な赤ワインです。
モレッティエーリ家は、海抜 550mの高地にある 7ha の畑を、モンテマラーノに持っている。
ここでブドウが完熟するのは 11 月に入ってからとされ、このためワインに、力強い威厳と濃密な味わいが生まれでる。
当ワイナリーが初めてワインを瓶詰めしたのは、1988 年のヴィンテッジであるが、創生途上にあったため、利益をすべて畑の植え替えに投じた。
同じ理由から、1989、1990、1991 年には、以後のヴィンテッジに備えて樽を購入するため、全量ブドウのまま売り払ってしまった。
かくして、次に瓶詰めしたヴィンテッジは、1992 年になったのである。
素晴らしく度量の大きい人物、サルヴァトーレ・モレッティエーリは、比類ないタウラージを造ってきた。
その偉容のほどは、ピエモンテやトスカーナでもっとも偉大なワインにもひけを取らない。
タウラージは、南イタリアが産する、唯一のまことに偉大な赤いワインである。
その原料となるアリアニコ種のブドウは、もとはと言えばこの地方に植民市を建設した、古代ギリシア人が植えたものだった(アリアニコとは、ギリシアを意味する「エレニコ」という言葉が、イタリア語風に変化したもの)。
アリアニコは、南部の気候に非常に適しているが、とりわけタウラージエリアの微気候とは、相性がよい。
高酸で、ポリフェノールとエキス分に富み、赤紫色を帯びた赤の色合いはとても深みがある。
いわば優等生的な品種であって、ナポリの北部/東部/南部など、カンパーニャ州のいたるところに植えられている。
【商品詳細】
■内容量:750ml
■産地:イタリア カンパニア(カンパーニャ)
■タイプ:赤・フルボディ
■品種:アリアニコ
●保存方法:18度以下の冷暗所で振動がない所
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販売価格 |
4,918円(税込5,410円)
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型番 |
113125 |