丸藤葡萄酒工業(ルバイヤート)

山梨県 丸藤葡萄酒

丸藤葡萄酒工業(ルバイヤート)

所在地:山梨県甲州市勝沼町藤井
栽培責任者:大村 春夫さん
設立:1890年
取材者:宮本輝紀(2015年3月28日)

日本ワインのみならず、ワイン好きにとって、日本でのワイン産地として山梨県・勝沼地方を知らない人は少ないと思います。その「日本に勝沼あり!」という、日本ワインの聖地をしてのイメージを定着させたワイナリー及び造り手として、丸藤葡萄酒工業と大村春夫代表取締役社長を挙げることに異論のある方はないでしょう。そんな”日本ワインのメッカ”とも云うべき丸藤葡萄酒工業を訪問しました。勝沼の街を東西に走る、国道20号勝沼バイパス・藤井交差点から南へ少し行ったところにワイナリーがあります。 和洋折衷の歴史を感じさせる外観です。

丸藤葡萄酒工業の歴史は、日本ワインの歴史と言っても過言ではありません。1877年(明治10年)、明治政府の殖産興業政策展開の中、ワイン産業振興が企画されました。その流れの中、メルシャン株式会社の前身である”大日本山梨葡萄酒会社”が設立されました。創業者・大村治作さんの父である大村忠兵衛さんは養蚕業を営んでいましたが、”大日本山梨葡萄酒会社”設立出資者の一人となり、ワイン業界への関わりが始まりました。 1890年(明治23年)、大村治作さんは養蚕に見切りをつけて、自宅の庭に小さな葡萄酒醸造所を造り、丸藤葡萄酒工業の歴史が始まりました。「ルバイヤート」の名前は、1954年(昭和29年)詩人・日夏 耿之介がワイナリーを訪れファンとなり、ペルシャ最古の詩から名付けました。

4代目社長の大村春夫さんは、1951年(昭和26年)生まれ、東京農業大学醸造学科卒業です。在学中に国税庁醸造試験所で研修、卒業後はボルドー大学やITV(葡萄・葡萄酒研究所)でワイン造りを学び、日本に欧州系品種栽培や垣根栽培を取り入れた先駆者です。

大村社長は、若い頃から日本で日本の料理に合わせて日本のワインを飲む時代がくるはずだと信じ、辛口を造り続けてきました。その為シャルドネ、カベルネソーヴィニヨンやメルローといった欧州系品種を栽培して良質のワインを造ることに、長い間こだわってきましたが日本のワインが世界を視野に入れた時、欧州系品種よりも往古よりこの地で育てられてきた甲州種をもっと大切にするべきだと考えるようになりました。現在では、自社畑で欧州系品種、甲州種共に垣根仕立てと棚仕立ての両方で栽培されています。

「ワインを造るのは、『良いワインを造る』という、人間の高い志」大村さんは、生まれ育った勝沼で長い年月育てられてきた甲州種の栽培や、今までの道のりを振り返ってそう考えます。現在、大村さんの後を継いで、若く熱意のある造り手が育ってきています。また甲州ワインをEU市場に輸出するプロジェクト「甲州オブジャパン」で、ロンドンやパリ市場へのプロモーションの実現など、世界を視野に入れた活動が、他の造り手に影響を与えています。

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