カタシモワイナリー

カタシモワイナリーは明治初期、創業者の父、高井利三郎さんによってぶどう栽培に適した大阪平野の堅下（カタシモ）を開墾。1911年（大正元年）創業者高井作次郎さんがやっとのことでワイン醸造に成功。今もその伝統を引き継ぎながら日々研鑽を重ねています。ジャパニーズグラッパの製造に着手したり、ベルギーにてモンドセレクション銅賞、「優良ふるさと食品中央コンクール」において農林水産大臣賞をいただき、2013年（平成25年）には「がんばる中小企業・小規模事業者300社」（経済産業省）に選ばれました。ワイナリーのある柏原市は日本デラウェア発祥の地、大正から昭和初期にかけては日本最大のぶどう産地でした。
ワイナリー存続やぶどう農家減少の現状を憂慮し貢献者となった社長のワイン造り

カタシモワイナリー社長の髙井利洋さんは三代目。元々はワイナリーを継ぐ気がありませんでしたが、ワイナリー存続やぶどう農家減少の現状を憂慮し貢献者となりました。その情熱はこの地区の他ワイナリーまで浸透し、大阪ワイナリー協会を発足、会長職を務めています。

カタシモワイナリー社長髙井利洋さん

自社農園では除草剤を使用せず減農薬に取り組み、可能な限り有機肥料を使用した栽培を行っています。大阪府柏原市の自社農園（合名山　ごうめいやま）で収穫された葡萄はエコ農産品として大阪府より認定を受けています。
日本人の味覚に一番合うワイン

「日本人の味覚に一番合うワインを造りたい」。