日本ワイン「安曇野ワイナリー（あずみのワイナリー）」の通販は、京都の業務用酒販ふじまつ

安曇野ワイナリー

安曇野ワイナリーは2008年、地ビール醸造やヨーグルト製造、さまざまな農産物から作るワインなども手がけていた「株式会社安曇野ワイン」が経営破綻し、機械製造業の樫山工業が買い取る形で「安曇野ワイナリー株式会社」として新たなスタートを切りました。設備・メンバー・理念は一新し希望に満ちていますが、反面地ビール用の密閉式タンクもシュール・リー用として使用するなどユニークな取組を行っています。
基本に忠実なワイン造りを実践

安曇野ワイナリー社長の樫山宏さんは、自他共に認めるワイン好きで、以前からワイナリー経営にも少なからず関心がありましたが、そこにワイナリー販売の話が舞い込み「観光ワイナリーとして収益を伸ばし、それを支えに品質の良いワインを造る」という再生シナリオを描きました。そのストーリーを現実化したのが醸造責任者の加藤彰さん。元自衛官という異色の経歴ですが、真面目・実直・勉強熱心で責任感の強さから着実に良いワインを醸しています。

安曇野ワイナリー醸造責任者：加藤彰さん

青い空と深い緑、北アルプスから吹く風、そんな安曇野の特色を大切にしたい。
醸造タンク内は徹底した温度管理で低温発酵

冷涼な気候で育ったぶどうの良さを引き出すクリーンな施設が特徴で、仕込みの除梗（果粒の枝を除くこと）に始まり、破砕機や圧搾機、貯蔵タンクなどはすべてステンレス製です。鉄に一切触れないことで雑味を防ぎ、醸造タンク内は徹底した温度管理で低温発酵しています。自社畑や農家が丹精込めて育てたブドウ１粒１粒を余すことなく生かそうと考えています。